治療①血小板減少性紫斑病

出血性プレショックに対する治療

血小板が極端に減少し、出血によるプレショックを引き起こしていたため、輸血が行われました。
医師と看護師さんの会話からの記憶なのでどこまで正確かわかりませんが、以下の内容でした。

 🟨赤血球製剤3単位
 🟨血小板製剤?単位
 🟨ソルメドロール500ml×3日間

血小板はすぐに固まってしまうそうで、血小板の入ったパウチを看護師さんがずっとシャカシャカ振っているのが印象的でした。
今まで細くなっていた血管に、血液やらお薬やらがどんどん入ってくるので、自分の内側がそれらで満々ていく感じがしたのを覚えています。

入院治療開始(点滴治療)

救急車で運ばれてから、そのまま入院となりました。輸血と同時にその他の治療も開始されました。まずは即効性のある点滴治療がおこなわれました。

ステロイドパルス療法

【ソルメドロール500ml×3日間】というのがステロイドパルス療法と言われているものです。500ml~1000mlのステロイドを3日間連続で点滴することを1クールとしておこないます(疾患によって1~3クール)。

そして治療後、入院時血小板=5000/μLだったのが20万/μLまで回復していました!
恐ろしいというか喜ばしいというか、輸血とステロイドってすごい・・・ですね。3日間で1500ml(プレドニン換算で1500mg)分のステロイドが体内に入ったことになります。

この量はかなり大量です。ステロイドをどれだけ摂取してきたかで、発症してしまう副作用もあるので、早期治療ができていればこの治療は回避できたところでした。

鉄剤

ヘモグロビン値も著しく低下していたので、点滴にて鉄剤の投与がおこなわれました。鉄が錆びたような茶色い色をしていて「もろに鉄を入れるんだなぁ」を思いました。期間は1日おきの血液検査で数値を見ながら、投与解除の時期を決めていました。私の場合は1週間ほどで数値が改善したので、点滴での鉄剤投与は終わりました。

入院治療(投薬治療)

ステロイド内服開始

3日間のパルス療法終了後は通常、ステロイドの内服に切り替えられます。私も内服が開始されました。
私はステロイド(プレドニン)60mgから始まり【5mg/2週間】の間隔での減量スケジュールになりました。退院の目安として、このプレドニンが20mgまで減量できればOKとのことでした。開始時点での内服薬は以下のものがありました。
 🟩①プレドニン60mg(5mg×12錠)
 🟩②ディーアルファ0.5μg 
 🟩③カルシウム(名前と量を忘れました)
 🟩④シナール(ビタミンc) 3錠
 🟩⑤ムコスタ錠100mg 3錠
 🟩⑥アシノン 2cap
 🟩⑦バクタ錠 2錠
 🟩⑧ジフルカン 2cap
①のプレドニン以外は、ステロイドの副作用対策として飲んでいるものです。
 🔷骨粗しょう症対策:②③④
 🔷胃潰瘍対策:⑤⑥
 🔷感染症対策:⑦⑧

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